マラッカ | バックパック初心者たちの大失敗と大逆転

約1ヶ月に渡ってマレーシアのコタキナバルという場所でボランティアをしていた僕は、その中のメンバーの一人と日本からはるばる来てくれた友達ひとりを加えて3人で大旅行を決行!

クアラルンプールで2泊3日を過ごした僕たち3人はバスでマラッカという世界遺産到着!


マラッカの基本情報

クアラルンプールからバスで来るのがオススメ!

  • 通貨:リンギット(1リンギット=30円程度)
  • 物価:かなり安い。日本の3分の1程度
  • 治安:良い(観光地周辺は特に安全)
  • 交通機関:車、バス
  • 言語:マレー語、中国語、英語


今回のルート

クアラルンプールマラッカ今ココ)→シンガポール→ジョグジャカルタ→ジャカルタ


弾丸半日マラッカ観光

クアラルンプールから約2時間くらいして、マラッカのバス停に到着すると、変なおっちゃんが声を掛けてきた。「観光地、案内してあげようか?メインの観光地半日くらいで回ってあげるよ。」

そういうやつと出会うと必ず最初に思うこと。

でたクソ怪しいやつ!

とはいえ、僕らはプランもクソもない。それどころか、見たいものがどこにあるのかもわからないし、どうやったら辿り着けるのかもわからない。

こうなったら、こいつをうまく利用してやるしかねえ。

そう、僕らはバックパック初心者。向こうは毎日何人もの旅行者たちとやりあっている強者。これが日本人であることのおごりだったのだろうか!油断したまま値段交渉を済まし、とりあえずお昼ご飯に連れてってもらうことに。

「うまい店があるんだよ。マラッカに来たらこれを食べなきゃ。」

その男はさらに言う。「僕の奥さんは日本人なんだよ。だから日本が大好きなんだ。」そこで奥さんについて詳しく聞いてみると、何だか言っている事がよくわからない。

「怪しいぞこいつ」

なんて気づくことはない。笑


あいつ大丈夫なのか?と不安を感じつつ料理を待つ

料理はけっこう美味しかったんだけど、名前はよく覚えていない。ご当地グルメを食べたと言う自己満足が写真を撮り忘れていることからも伺える。

しかし、僕は見てしまった。予想以上に高額の昼飯代を払った後に、店主があのおっちゃんにありがとう的なことを言って握手しているところを!(ふざけんな!タッグ組んでんじゃねーよ!)

何はともあれ、まだ何もされていないのに人を疑うのは如何なものかと、初心者の僕たちは流れに身を任せて、観光地へ。

到着するやいなや、おっちゃんは言う。

「1時間後にここで待ち合わせるのはどう?大きな荷物は俺が車に預かっててあげるよ」

僕らは悩んだ。こいつに僕らの荷物を預けて良いものかと。しかし、初心者の僕らはこの怪しくて仕方ない男を信じて荷物を預けることにした。めちゃめちゃ不安を抱えながらの観光はなかなか楽しめない。言うならば、試験期間中なのに、テスト勉強しないまま友達と遊んでる感覚。笑

それでもめちゃめちゃ綺麗なことに変わりはない!まじでおしゃれなヨーロッパ風の街並み。オレンジで統一されているところも良き!丘を登ると街の全体が見渡せてめちゃめちゃ綺麗。


道とかも全部オレンジで統一されているのがすごい。

だんだん不安も薄れて次第に観光を楽しんだ僕ら3人は約束の時間になったので待ち合わせ場所へ。不安は常に感じているので、予定よりも15分くらい早く到着笑

しかし、皆さんの予想通りおっちゃんは現れない。

「やべえ、荷物盗られた…。」30分くらい待って、やって来たの絶望のみ。
誰があいつ信じて荷物置いていこうって言ったんだよ的な雰囲気が僕らの中に漂いはじめた頃、友達の携帯に電話が!?実はこの男に聞かれて電話番号を教えていたのです。

 

「ごめんごめん。車両侵入の規制があって集合場所まで入っていけなかったから別のとこいたわ」

 

じゃあ何で早く連絡よこさないんだよ!ただ、とりあえず一安心して指定された場所まで向かう。「マジで取られてなくてよかった!」と安心したのもつかの間、ベテランのおっちゃんは続ける。

「約束時間に集合できなかったから延長料金もらうね。」と言って倍くらいの金額を要求してきたのだ。

流石にキレた僕らも反撃。お前があそこに集合って言っておいて、連絡もよこさずにいたくせによくそんなこと言えるな!といくら言っても聞く気なし。そもそも、僕らはすぐにシンガポールに行く予定だったので、マレーシアのお金でそんな大金はすでに持ち合わせてすらいなかったのだ。

とりあえず、途中で降ろされても困るしバスターミナルに着くまでは大人しくしておいて、払う時にもう一度交渉しようということで僕らの作戦は決定。(この時僕はいまだにこのおっちゃんが日本人の嫁がいて、僕らの会話を完全に理解しているのではないかと恐れていた笑)

しかし、チャンスは突然訪れた。

「時間がギリギリだから、お前一人でバスの様子を見てこい」とおっちゃんに言われてなぜか僕だけ車から降ろされてバスターミナルの中へ向かい、ざっと確認して戻ってくると…。

おっちゃんがいない?

なぜか車の中には僕の友達ふたりだけ。おっちゃんはガソリンを入れに行ったのだとか。

じゃあ、今すぐ逃げよう!もう最初に提示されてた金額は払ったんだし良いだろ!

速攻で車からバックを取り出し、車から全力疾走でバスターミナルへ!

しかし、シンガポール行きのバスはないか一つ一つ窓口を当たって行くもすべて売り切れ。おっちゃんが気づいて追ってくる前にここから逃げなきゃいけない中、シンガポール行きのバスがないとここからは逃げられない。

手分けして探して、一度集合した頃にはすでに友達の携帯には何度か電話がかかって来ていた。かなりビビりながら、とりあえずターミナルの奥の方にあったマクドナルドに身を潜めることに。しばらく経って、再びターミナルを回ってチケットを探すもどうやらすべて完売してしまった様子。

つまり、この状況のまま一晩ここで過ごさなければならなくなってしまったのだ笑(地獄か!)

とりあえず、ビビってても仕方ないので、持って来たUNOを始める僕ら。明日の朝一のバスまでターミナル内で待つことにした。

しかし現実は甘くなかった。

どうやら、このバスターミナル、24時間じゃないのだ!


無情にも閉められたマクドナルド

路上で一晩明かすのか、ホテルを探すのか路頭に迷っている時、一件の露店を見つけた。よく見ると…

24時間って書いてある…!

と言うことで、一晩中UNOをして明かすことになりましたとさ。お店の人も優しくて色々話しかけてくれた。

結局、ビビりまくった僕らは、おっちゃんに鉢合わせてしまう前にバスに乗るため、朝イチのバスに乗ってシンガポールに向かいましたとさ。今思えば笑い話なのだけど、当時はめちゃビビっていた笑

しかし、この時僕らは知らないのだ。
この後も僕らの不幸は続くことになるとは…。

シンガポール編に続く!


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